カッコいい先輩がいた時代
2005年 10月 04日
先日の60'sネタで、ちょっと触れていた「道端にたむろする若者」の写真、発見しましたー。これこれ。男子も女子もカッコいい!この左端の女性のドレスとか(でも裸足・・・シエナたんの原点を見た)。この記事でSPURは
「シアトリカルなファッション」と表現してたけど、まさにそんな感じ。
みんなちょっとずつトゥーマッチ気味なのがいいんだよなぁ。
ところで話は変わりますが、ワタシが中学ぐらいの頃、大阪にあるアメリカ村は今とはぜんぜん趣が違う場所でした。今でいう、南船場か堀江あたりの感覚が近いんだろうけど。あんなにバカそうな若者が口半開きでエヘラエヘラ歩いてはいなかった(笑)!
店の数自体も今に比べたら半分もなかったかもしれません。中学といえばオサレ的には芽生えたばかりでビミョーな頃なんですが、それでもまあ行くワケですよ、古着屋とか。がんばって。DEPTなんかでも「がんばって」た時代ですよ。ハリランとかが、
「特別」だったですもん。で、ガンバッテ着飾って行くと、もういきなし自分が恥ずかしくなるくらいオサレな人がたくさんいるんですよ!それこそ50'sっぽくサーキュラーのドレス着てポニーテールしてバービーみたいな娘の横にハンチングかぶってブルゾン着て細身のパンツはいてる男子、とか。こういうコアな、いわばトゥーマッチというか、
気合の入ったお洋服を着ていた若者が多かった。で、みんなそれぞれ好きなテイストもバラバラで。モッズありパンクあり、50'sあり。
アメ村は「人と違いたい!」若者でいっぱいだったのに、
いまや「人と一緒がいい!」ヤツばっかりに・・・。
「今の若者は・・・」とかいうとそれだけで5歳ぐらい老ける気はしますが(笑)、
それぞれの時代のテイストがリバイバルとして出し切られた今こそ、もう一歩
踏み込んだらかなりカッコいいのになー、と思ったり。
by paraplu
| 2005-10-04 12:14
| オサレ魂