あの頃の空気。
2005年 07月 05日
ミシェルが中古CD屋さんで、SONIC YOUTH 「GOO」のビデオを買った。
ワタシ自身はあんまりSONICYOUTHをちゃんと聴いてこなかったのだが、
それはあの頃のワタシには理解しにくかったからだった。
そこで、二人でビデオを眺めながらミシェルに、
「あの頃さぁ、こういうバンド(グランジ先駆けっぽいテイスト)いっぱいいたけど、
殆どおらんようになったなぁ。SONICYOUTHはまだ現役やん?他のバンドと
SONICの違いって何やとおもう?」と聞いてみた。
そしたら、しばらく考えて
「SONICにはメロディアスな部分と物凄くアブストラクトな部分のバランスがある。
他のバンドは大概、どっちかに振りすぎてたんちゃうかなー」と答えた。
なるほどなぁ。改めて聴くと納得。今なら理解。
あの頃のワタシはマッドチェスター全盛期(リアルタイムからズレて)。
どっちかというとUK好みでしたが、SONICYOUTHというと、
キム・ゴードンとX-GIRLの思い出の方が色濃いです。『SWITCH』誌で
ボアのヨシミちゃんと一緒に写っていたキムが、オトナに見えたもんです。
「GOO」でのキムも相変わらずイケてます。
朝から晩までオンガク漬けだった生活とか、新しいバンド発掘に真剣だった
こととか、好きだった服や出かけてた街や、学生生活・・・・・
90年代初期のワタシが、
なにもかもが怒涛のようにフラッシュバック!!!
貴重な800円でした。
by paraplu
| 2005-07-05 13:25
| No music,No life